北海道・函館は真夏でも最高気温が25〜27度程度と過ごしやすく、梅雨もない理想的な避暑地です。市街地から車で10分圏内に湯の川温泉、函館山の麓に谷地頭温泉があるため、温泉と観光を一度に楽しめるでしょう。2026年夏に函館温泉旅行を計画する方へ、おすすめエリア・グルメ・モデルコース・宿泊料金まで具体的にお伝えします。
- 湯の川・谷地頭・大沼の3温泉エリア別の特徴と宿情報
- 函館朝市・ベイエリアの夏グルメとおすすめルート
- 1泊2日・2泊3日のモデルコース
- 飛行機・新幹線の料金比較と予約のコツ
函館が夏の温泉旅行先として優れている3つの理由
函館の8月平均最高気温は約26.4度で、東京の34度・大阪の35度と比較すると7〜9度も低い涼しさ。湿度も平均65%前後と低く、じめじめした不快感がほとんどありません。
2つ目の理由は温泉へのアクセスの良さでしょう。函館空港から湯の川温泉街まではバスで約15分、タクシーなら約1,500円で到着できます。空港を降りてから30分以内に温泉に浸かれる立地は全国的にも珍しい環境です。
3つ目は観光コンテンツの豊富さ。函館山夜景(ミシュラン三ツ星)、五稜郭、赤レンガ倉庫群、函館朝市と見どころが集約されており、温泉と観光を無駄なく組み合わせられるでしょう。2026年の函館港まつり(8月1〜5日)に合わせて訪問すれば、花火大会や市民パレードも楽しめます。
湯の川温泉エリアのおすすめ宿と泉質の特徴
湯の川温泉は函館市内にある道南最大の温泉街で、開湯は1653年(承応2年)と370年以上の歴史を持つ名湯。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、源泉温度は65〜70度と高温です。塩分を含むため保温効果が高く、「温まりの湯」として知られています。
望楼NOGUCHI函館(1泊2食付き 約25,000円〜)
全室がオーシャンビュースイートで、津軽海峡を一望する展望露天風呂が名物。客室面積は最小でも56平方メートルと広く、全室に檜の内風呂を備えています。実際に窓を開けると潮風が心地よく、夏の夜は涼しい海風で快適に眠れるでしょう。夕食は函館近海の活イカや噴火湾産ホタテを中心とした創作会席です。
湯の川プリンスホテル渚亭(1泊2食付き 約15,000円〜)
津軽海峡に面した全115室の温泉リゾートで、露天風呂付き客室が74室と豊富に揃った宿。夏季は「海辺のテラスBBQ」プランがあり、函館牛や地元魚介を屋外で味わえます。湯の川温泉街の中心に位置し、路面電車の停留所から徒歩3分とアクセスも良好でしょう。
花びしホテル(1泊2食付き 約12,000円〜)
コストパフォーマンス重視ならこの宿が候補に入ります。3つの源泉から引いた温泉を7種類の浴槽で楽しめるほか、和洋バイキング形式の食事は品数60種以上と充実。家族連れやグループ旅行に向いており、12,000円台から宿泊できる手軽さが魅力です。
谷地頭温泉・大沼公園エリアと穴場の日帰り温泉
谷地頭温泉は函館山の南麓にある市営の日帰り温泉施設で、入浴料大人420円という破格の安さが特徴。泉質はナトリウム-塩化物泉で、鉄分を含み茶褐色に濁った湯は「鉄の湯」と呼ばれています。函館山ロープウェイから車で約10分の距離にあるため、夜景観賞の前後に立ち寄るのがおすすめでしょう。
大沼公園(函館市内から車で約40分)は駒ヶ岳の麓に広がる国定公園で、大沼・小沼の2つの湖を中心に自然散策を楽しめるエリアです。大沼プリンスホテル(1泊2食付き約16,000円〜)は、ナトリウム-炭酸水素塩泉の美肌の湯と駒ヶ岳ビューの露天風呂が魅力。カヌー体験やサイクリングなどアクティビティも豊富で、2〜3泊の滞在型リゾートに適しています。
穴場の日帰り温泉
恵山温泉旅館(入浴料500円)は函館市内から車で約50分の活火山・恵山の麓にあり、pH2.0の強酸性明礬泉が湧く穴場スポット。現地に足を踏み入れると硫黄の香りが立ち込め、秘湯感を満喫できるでしょう。水無海浜温泉は恵山岬近くの海岸にある無料の天然露天風呂で、干潮時のみ入浴可能という珍しい温泉です。潮の満ち引きで入浴時間が変わるため、事前に潮見表を確認してください。
函館朝市・ベイエリアの夏グルメとモデルコース
函館朝市は約250店舗が軒を連ねる北海道最大級の朝市で、早朝5時から営業しています。夏の名物は函館真イカの活イカ刺し(1杯800〜1,500円)。透明な身が皿の上で動くほどの鮮度は、函館でしか味わえない贅沢でしょう。
ベイエリア(赤レンガ倉庫群)ではラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガー(400円)やハセガワストアのやきとり弁当(520円)が地元のソウルフード。金森赤レンガ倉庫内のビアホールでは函館山を眺めながらクラフトビールを楽しめます。
1泊2日モデルコース
| 時間帯 | スポット | 所要時間 |
|---|---|---|
| 1日目 11:00 | 函館空港着→湯の川温泉チェックイン | 30分 |
| 1日目 12:00 | 函館朝市エリアでランチ(活イカ刺し) | 90分 |
| 1日目 14:00 | 五稜郭タワー+五稜郭公園散策 | 120分 |
| 1日目 17:00 | 宿で温泉・夕食 | — |
| 1日目 20:30 | 函館山ロープウェイで夜景観賞 | 90分 |
| 2日目 07:00 | 朝風呂→朝食 | 90分 |
| 2日目 09:30 | 赤レンガ倉庫群+ベイエリア散策 | 120分 |
| 2日目 12:00 | ラッキーピエロでランチ | 60分 |
| 2日目 14:00 | 谷地頭温泉で日帰り入浴 | 60分 |
| 2日目 16:00 | 函館空港へ | 30分 |
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アクセス・料金比較と持ち物チェックリスト
東京から函館へのアクセスは飛行機と北海道新幹線の2ルートがあります。飛行機はANA/JALの直行便で約1時間20分、早割45日前なら片道10,000〜15,000円程度でしょう。北海道新幹線は東京→新函館北斗駅まで約4時間10分、指定席で片道23,430円ですが、えきねっとの「お先にトクだ値」で30〜40%引きになるケースもあります。
大阪からはPeach Aviationの関空→函館便が片道5,980円〜と格安。運航スケジュールは毎年変わるため、5月頃に公式サイトで確認してください。
薄手カーディガン・ストール
函館の8月は最高気温26度前後ですが、海風が強い日は体感温度が20度近くまで下がることもあるでしょう。薄手のカーディガンやストールを1枚持っておくと、夜景観賞や海沿いの散策で重宝します。価格帯は2,000〜6,000円程度です。
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折りたたみ傘(晴雨兼用)
函館は梅雨がないものの、夏場に突然のにわか雨が発生する場合があります。晴雨兼用の折りたたみ傘なら紫外線対策にもなり一石二鳥。軽量タイプ(200g以下)を選ぶとバッグの負担も最小限に抑えられるでしょう。1,500〜4,000円で購入可能です。
防水ポーチ
温泉施設での貴重品管理やビーチ散策時のスマートフォン保護に、防水ポーチがあると安心。IPX8相当の防水性能なら温泉の脱衣所でも水滴を気にせず使えます。500〜2,000円程度で入手できるでしょう。
よくある質問

函館の夏は本当に涼しいですか?
8月の平均最高気温は約26.4度で、東京より7〜9度低い環境です。ただし2025年は30度を超えた日が数日ありました。海風が入るため湿度は低く、日陰に入ると涼しさを実感できるでしょう。
湯の川温泉は何泊がおすすめですか?
観光と温泉をバランスよく楽しむなら2泊3日が理想的でしょう。1泊2日でも函館山夜景・朝市・五稜郭の主要スポットは回れますが、大沼公園や恵山方面まで足を延ばすなら3泊あると余裕が生まれます。
函館朝市のおすすめ営業時間帯は何時ですか?
開店直後の5:00〜6:00は地元の仲買人が中心で、観光客向けの食堂は6:30頃から活気が出始めます。混雑を避けるなら7:00前に到着するのがベスト。人気店は12:00頃に売り切れで閉店することもあるため、午前中の訪問をおすすめします。
レンタカーは必要ですか?
函館市内の主要観光地は路面電車とバスでカバーできるため、市内観光だけならレンタカーは不要です。大沼公園や恵山温泉など郊外へ足を延ばす場合は車が便利でしょう。函館駅前のレンタカー店は1日5,000〜8,000円程度で借りられます。
函館の温泉と札幌の温泉、夏旅行ならどちらがおすすめですか?
温泉の質とアクセスで選ぶなら函館が有利。湯の川温泉は空港から15分と圧倒的に近く、泉質も塩化物泉で保温効果が高い良泉です。札幌は定山渓温泉まで車で約60分かかり、夏場の渋滞で90分以上になることもあるでしょう。一方、グルメや買い物の選択肢は札幌のほうが豊富です。
函館港まつりと温泉旅行を組み合わせるコツはありますか?
2026年の函館港まつりは8月1〜5日に開催予定。初日の花火大会(約5,000発)は湯の川温泉からも遠くに見えますが、ベイエリアの観覧席で見るのが迫力満点です。まつり期間中の宿泊料金は通常の15〜30%増しになるため、7月中旬までの予約確定をおすすめします。
涼しい函館で温泉と海の幸を満喫する夏を

涼しい気候・便利な温泉アクセス・豊富な海鮮グルメ・美しい夜景と、函館は夏の温泉旅行に求めるすべてが揃った街。湯の川温泉を拠点にすれば、空港から30分で温泉に浸かれるうえ、函館山夜景も五稜郭も朝市も日帰り圏内です。北海道新幹線やLCCを活用すれば往復の交通費を2万円台に抑えることも可能でしょう。猛暑を避けて函館へ向かう計画を、早速立ててみてください。


















