6月の関東は梅雨真っただ中。外出が億劫になりがちな季節ですが、実はこの時期こそ温泉旅行の狙い目です。繁忙期を避けたオフシーズン価格で、貸切風呂付きの宿が1人あたり8,000円台から見つかることも珍しくありません。雨に濡れたあじさいや新緑を眺めながら、二人だけの時間を過ごす――そんな贅沢が梅雨の温泉旅行にはあります。
この記事では、2026年6月に関東近郊でカップルにおすすめの穴場温泉地を厳選し、格安プランの探し方から雨の日でも楽しめるモデルコースまで詳しくお伝えします。
- 6月限定の格安プランがある穴場温泉地5選
- 貸切風呂・露天風呂付き客室が1万円以下の宿
- 雨の日でも楽しめるカップル向けモデルコース
- 予約のベストタイミングと裏ワザ
梅雨のオフシーズンが温泉旅行に最適な3つの理由
関東の温泉地は7〜8月の夏休みシーズンに混雑のピークを迎えます。一方で6月は年間で最も宿泊料金が下がる月のひとつ。じゃらんnetの調査(2025年実績)では、箱根エリアの平均宿泊単価が8月比で約32%安くなるデータも出ています。
理由1: 宿泊料金が年間最安水準
多くの旅館がGW後〜夏休み前を閑散期と位置づけ、平日であれば貸切風呂付きプランが1人あたり7,800円〜という設定も。楽天トラベルの「梅雨割」クーポンと併用すれば、さらに1,000〜2,000円の割引が期待できます。
理由2: 混雑を避けて二人きりの空間を確保
大浴場の利用者数が激減するため、事実上の貸切状態になることも。草津温泉の某老舗旅館では、6月平日の大浴場利用者が繁忙期の約5分の1まで減少するそうです。
理由3: 梅雨ならではの絶景が楽しめる
雨に煙る山々、しっとりと濡れた石畳、窓の外に広がるあじさい。晴天では見られない幻想的な景色が温泉旅の情緒を深めてくれます。特に露天風呂から眺める雨の新緑は格別です。
関東カップル向け穴場温泉地5選【2026年6月版】
都心から2時間以内でアクセスできる、6月に特におすすめの温泉地を紹介します。いずれも「混雑度が低い」「カップルプランが充実」「貸切風呂あり」の3条件を満たす穴場スポットです。
1. 四万温泉(群馬県)— 宿泊相場9,800円〜
「四万の病を癒す」と言われる名湯。都心から関越道経由で約2時間30分。6月の平日は宿泊客が少なく、有名な「積善館」の館内見学もゆったり楽しめます。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物硫酸塩泉で、肌がすべすべになると評判です。じゃらんnetで「四万温泉 カップル」と検索すると、貸切風呂45分無料の特典付きプランが複数ヒットします。
2. 塩原温泉郷(栃木県)— 宿泊相場8,500円〜
150以上の源泉を持つ温泉郷で、泉質の異なる湯を「湯めぐり手形」(1,000円)でハシゴできるのが魅力。6月上旬はヤシオツツジ、中旬以降はあじさいが温泉街を彩ります。東北道西那須野塩原ICから約25分とアクセスも良好です。楽天トラベルの「ふたり旅プラン」で露天風呂付き客室が12,000円前後から。
3. 養老渓谷温泉(千葉県)— 宿泊相場7,800円〜
都心からアクアラインと圏央道で約90分。知名度が低い分、休日でも混雑しにくい穴場中の穴場です。黒湯(ヨウ素を含む茶褐色の湯)が特徴で、保温効果が高く雨で冷えた体を芯から温めてくれます。近くの「粟又の滝」は雨上がりの水量が増して迫力満点です。
4. 湯河原温泉(神奈川県)— 宿泊相場9,200円〜
箱根の陰に隠れがちですが、万葉集にも詠まれた歴史ある温泉地。6月は「湯河原梅林」が緑のトンネルになり、散策に最適な季節です。駅から徒歩圏内の旅館が多く、車なしカップルにも便利。一休.comで「湯河原 二人 貸切」で絞り込むと、食事付き10,000円以下のプランが見つかります。
5. 谷川温泉(群馬県)— 宿泊相場10,500円〜
水上温泉郷の奥座敷。谷川岳の麓に位置し、雲海と霧に包まれる6月の景色は幽玄そのもの。宿の数が少ないため繁忙期でも静かですが、梅雨時期はさらに人が減り、露天風呂を独占できる確率が高まります。上毛高原駅から送迎バスで約20分。
格安で予約する5つのテクニック
梅雨シーズンはもともとお得ですが、さらに費用を抑える方法があります。
テクニック1: 直前割を狙う(3日前〜当日)
梅雨時期はキャンセルが出やすく、直前に大幅値下げされるケースが頻発します。じゃらんnetの「直前割」フィルターで最大40%オフが見つかることも。ただし人気宿は埋まりやすいため、第2〜3候補まで決めておくのがコツです。
テクニック2: クーポン併用で二重割引
楽天トラベルの「ラ・クーポン」と「ポイント10倍プラン」の併用で、実質15〜20%オフになるケースがあります。エントリー不要のクーポンは毎月1日に更新されるため、6月1日にチェックするのがベストです。
テクニック3: 日〜木曜泊で最安値を確保
金・土曜と比べて3,000〜5,000円安くなるのが一般的。有給を1日取って水〜木で泊まれば、同じ宿の同じ部屋が半額近くになることもあります。
テクニック4: 交通費込みパックを比較
JR+宿泊セットプラン(JTB「えきねっとトクだ値」やびゅう商品)は、個別手配より1人あたり3,000〜6,000円安くなるケースが多いです。新幹線利用の水上・塩原方面では特に差が出ます。
テクニック5: ふるさと納税の旅行券を活用
群馬県中之条町(四万温泉)や栃木県那須塩原市は、ふるさと納税の返礼品に宿泊補助券を用意しています。2〜3ヶ月前に寄付しておけば、実質2,000円負担で5,000〜10,000円分の宿泊券が手に入ります。
雨の日カップル向けモデルコース
「せっかくの旅行なのに雨…」と落ち込む必要はありません。むしろ梅雨を味方にしたプランを組めば、晴天の日よりも印象に残る旅になります。
【コースA】四万温泉+ガラス体験+カフェ巡り(1泊2日)
Day 1: 10:00 都心出発 → 12:30 四万温泉チェックイン → 14:00 「四万やまぐち館」で日帰り入浴(雨の露天風呂を満喫)→ 16:00 温泉街散策(レトロな射的屋・共同浴場めぐり)→ 18:00 宿で夕食(上州牛すき焼き)→ 20:00 貸切風呂でまったり
Day 2: 9:00 チェックアウト → 10:00 中之条ガラス工房で吹きガラス体験(雨天関係なし・2人で4,400円)→ 12:00 「カフェむささび」でランチ → 14:00 帰路
【コースB】湯河原+美術館+海鮮ランチ(日帰り)
9:00 新宿発 → 10:20 湯河原駅着 → 10:40 「町立湯河原美術館」(竹内栖鳳コレクション・入館料600円)→ 12:00 「味楽庵」で海鮮丼ランチ → 13:30 「こごめの湯」日帰り入浴(1,100円・露天あり)→ 15:30 湯河原駅発 → 17:00 都心帰着
【コースC】塩原温泉+滝めぐり+足湯カフェ(1泊2日)
Day 1: 11:00 西那須野塩原IC → 11:30 「竜化の滝」遊歩道(レインウェア推奨・雨量増で迫力倍増)→ 13:00 「塩原もの語り館」見学+足湯カフェ → 15:00 チェックイン → 17:00 湯めぐり手形で2湯ハシゴ → 19:00 夕食
Day 2: 9:30 チェックアウト → 10:00 「塩原温泉ビジターセンター」でネイチャーガイドツアー申込(雨天催行・1人500円)→ 12:00 那須ガーデンアウトレットで買い物&ランチ → 14:00 帰路
持ち物チェックリスト
梅雨の温泉旅行では、通常の旅支度に加えて雨対策グッズを忘れずに。
折りたたみ傘(軽量・耐風タイプ)
温泉街の散策には軽量折りたたみ傘が必須です。重さ200g以下で耐風骨を備えたモデルなら、急な突風でも安心。バッグに入れっぱなしにできるコンパクトさが重要です。
速乾タオル(温泉湯めぐり用)
複数の温泉をハシゴする際、普通のタオルでは乾きが間に合いません。マイクロファイバー速乾タオル(60cm×120cm程度)を2枚持っていくと、湯めぐりが快適になります。
防水スマホケース
雨の中の撮影や、露天風呂での写真撮影(撮影可能な施設に限る)に防水スマホケースがあると安心です。IPX8対応で2,000円前後から購入できます。
よくある質問
Q. 梅雨時期の温泉旅行で露天風呂は楽しめますか?
はい、楽しめます。多くの旅館では露天風呂に屋根や庇が設置されており、小雨程度なら問題なく入浴できます。むしろ雨粒が湯面に落ちる音を聞きながらの入浴は、この時期だけの贅沢です。大雨・暴風時は安全上の理由で閉鎖される場合があるため、宿に事前確認をおすすめします。
Q. カップルで貸切風呂を利用するにはどうすればよいですか?
多くの旅館では「貸切風呂付きプラン」として予約時に確保できます。当日フロントで空き状況を確認して利用するタイプ(先着順・無料〜1回1,500円程度)もあります。確実に利用したい場合は、予約時にプランに含まれているものを選びましょう。
Q. 6月の関東で日帰り温泉だけ楽しむならどこがおすすめですか?
都心から1時間以内なら「おふろの王様 多摩百草店」(東京・多摩市)や「竜泉寺の湯 草加谷塚店」(埼玉)が高コスパです。少し足を伸ばすなら、秩父の「満願の湯」(入館850円)は渓谷沿いの露天が絶景で、梅雨の緑が映えます。
Q. 予約はどのくらい前にすべきですか?
人気宿の貸切風呂付きプランは2週間前には埋まる傾向があります。一方で、3日前〜前日に「直前割」として大幅値下げされるケースも多いです。確実に泊まりたい宿は2週間前、お得さ重視なら直前狙いが有効です。
Q. 車なしでもアクセスしやすい温泉地はどこですか?
湯河原温泉(JR東海道線・新宿から約80分)、四万温泉(JR中之条駅からバス40分)、箱根湯本(小田急ロマンスカーで新宿から85分)が代表格です。駅から送迎バスがある宿を選べば、傘をさす時間も最小限で済みます。
Q. 梅雨時期ならではの温泉地イベントはありますか?
箱根「あじさい電車」(6月中旬〜7月上旬)、塩原温泉「ぼたん祭り」(6月上旬)、伊香保温泉「ホタル鑑賞会」(6月中旬・無料)などがあります。いずれも雨天決行で、梅雨でも楽しめる催しです。
Q. 2人で総額いくらあれば1泊2日の温泉旅行ができますか?
交通費込みで目安は以下の通りです。格安プラン: 2人で25,000〜30,000円(電車+素泊まり〜朝食付き)。スタンダード: 2人で40,000〜50,000円(電車+1泊2食+貸切風呂)。贅沢プラン: 2人で60,000〜80,000円(特急+露天付き客室+会席料理)。
二人だけの梅雨温泉旅を計画しよう
梅雨の関東は温泉旅行のゴールデンタイムです。繁忙期の半額近い料金で、貸切風呂も露天風呂付き客室も手が届きます。雨音をBGMに、湯けむりの向こうに広がる緑を二人で眺める時間は、晴れの日には味わえない特別な体験になるはずです。
まずはじゃらんnetや楽天トラベルで「6月 関東 貸切風呂 カップル」と検索し、気になる宿を2〜3軒ピックアップしてみてください。直前割やクーポンの組み合わせで、想像以上にお得な旅が実現します。梅雨が明ける前に、二人の温泉旅の予定を押さえておきましょう。