「温泉に連れていきたいけど、子どもが騒いだら周りに迷惑では…」「夕食は部屋食がいいけど、子連れ歓迎の旅館ってどう選べばいい?」——そんな悩みを抱えているご家族に向けて、箱根エリアの子連れ歓迎温泉宿を厳選してご紹介します。
箱根は東京から約1時間30分というアクセスの良さと、多様な温泉地帯・旅館の豊富さから、ファミリー旅行の定番スポットです。ただし「子連れ歓迎」を謳っていても、実際の設備やサービスには大きな差があります。
この記事でわかること:
- 部屋食・貸切風呂・子連れ設備が揃う箱根の温泉宿8選
- 宿別の料金・設備比較表(1泊2食・貸切風呂・子連れ対応)
- エリア別の特徴と選び方のポイント
- 予約前に確認すべき子連れチェックポイント
- 子連れ温泉宿でよくある疑問7つへの回答
箱根で子連れ温泉宿を選ぶ3つのポイント
箱根エリアには100軒以上の宿泊施設があります。その中から子連れに本当に向いている宿を見極めるには、以下の3点を優先的に確認してください。
食事スタイル——部屋食か個室食事処か
レストランや大広間での夕食は、乳幼児連れにとってかなりのストレスになります。子どもが泣いたり動き回ったりしたとき、他の宿泊客に気を遣わずに済む部屋食または個室食事処は、子連れ旅行の大前提とも言えます。特に2歳以下の赤ちゃんを連れたご家族には部屋食一択といっても過言ではありません。
貸切風呂——家族だけの温泉タイムを確保
大浴場での入浴は、小さな子どもにとって危険が伴う場合があります。他の利用客への配慮も必要です。無料または有料の貸切風呂があれば、家族だけでゆっくり温泉を楽しめます。特に2〜3歳の”いやいや期”の子どもがいる場合、貸切風呂の有無が旅行の満足度に直結します。
ベビー・キッズアメニティ——持ち込み荷物を減らす
子連れ旅行の最大の負担は荷物の多さです。ベビーベッド・おむつ交換台・子ども用浴衣・子ども用食器・離乳食の持ち込み対応などが揃っているかどうかで、旅行の快適さが大きく変わります。事前に電話で確認するか、公式サイトの「ファミリープラン」詳細ページをチェックしてください。
【比較表】箱根子連れ温泉宿8選——料金・設備一覧

| 宿名 | エリア | 1泊2食(大人1名) | 部屋食 | 貸切風呂 | ベビー設備 |
|---|---|---|---|---|---|
| 箱根湯本温泉 湯さか荘 | 箱根湯本 | 約18,000円〜 | ◎ 全室対応 | ◎ 無料(30分) | ◎ 充実 |
| ホテルおかだ | 箱根湯本 | 約15,000円〜 | ○ プランにより | ◎ 有料(60分2,200円) | ◎ 充実 |
| 湯本富士屋ホテル | 箱根湯本 | 約20,000円〜 | ○ プランにより | ◎ 4室(60分2,500円) | ○ 標準 |
| 箱根パークス吉野 | 箱根湯本 | 約16,000円〜 | ○ 個室食事処 | ○ 有料 | ◎ キッズコーナーあり |
| 箱根ホテル小涌園 | 小涌谷 | 約13,000円〜 | × バイキング | ◎ 7室(60分2,500円) | ○ 標準 |
| 箱根小涌園 天悠 | 小涌谷 | 約40,000円〜 | ◎ 全室個室食事処 | ◎ 全室露天風呂付 | ◎ 充実 |
| 川涌の湯 マウントビュー箱根 | 仙石原 | 約18,000円〜 | ○ プランにより | ◎ 複数室(無料) | ○ 標準 |
| 箱根 南風荘 | 箱根湯本 | 約25,000円〜 | ◎ 個室食事処 | ◎ 露天付客室あり | ◎ 充実 |
※料金は2名1室・1泊2食・大人1名あたりの目安です(2026年春時点・消費税込)。実際の料金は予約サイトで必ずご確認ください。
厳選8宿の詳細レビュー

1位: 箱根湯本温泉 湯さか荘(箱根湯本)
子連れ家族から特に支持を集めているのが箱根湯本温泉 湯さか荘(1泊約18,000円〜)です。最大の魅力は、貸切半露天風呂「早雲の湯」が1組30分間無料で利用できること。予約不要で空いていればすぐ入れる仕組みで、幼い子どもを連れた家族でも気軽に温泉を楽しめます。
夕食・朝食ともに部屋食が基本のプランが充実しており、小田原漁港で仕入れた新鮮な海の幸を中心とした会席料理を、自室でゆっくりいただけます。ベビーベッドの貸し出しや離乳食の持ち込みにも対応しており、乳幼児連れの宿泊実績が豊富です。
2位: ホテルおかだ(箱根湯本)
ホテルおかだ(1泊約15,000円〜)は、自家源泉5本を保有する本格温泉ホテルです。大浴場だけで13か所という充実ぶりで、貸切風呂(60分2,200円)も常時利用可能です。夕食は和食会席とバイキングから選べるため、食べ盛りの子どもがいるご家族にも対応できます。
レストランでは離乳食の持ち込みを受け入れており、温め用の皿も用意してもらえます。キッズプレート(1,650円・税込)もあるため、幼児から小学生まで幅広い年齢に対応できる点が強みです。楽天トラベルでのファミリー部門評価が高く、リピーターが多い宿としても知られています。
3位: 湯本富士屋ホテル(箱根湯本)
最大6名まで泊まれる和洋室があるため、祖父母も含めた大人数ファミリーにも対応できるのが湯本富士屋ホテル(1泊約20,000円〜)の特長です。貸切風呂4室(60分2,500円)は全て異なる趣向で設計されており、毎年訪れるリピーター家族も多くいます。
箱根湯本駅から徒歩約5分という立地の良さも子連れには重要なポイントです。重い荷物を持って長距離を移動しなくても済むため、小さな子どもを連れたご家族の負担が軽減されます。
4位: 箱根パークス吉野(箱根湯本)
箱根パークス吉野(1泊約16,000円〜)は、湯上り処「そら」にキッズコーナーを設けており、温泉上がりの子どもが遊べるスペースが充実しています。箱根湯本駅から徒歩圏内のため、電車移動が基本のご家族にも便利です。
食事は個室食事処対応のプランがあり、周囲を気にせず家族でゆっくり食事を楽しめます。コストパフォーマンスの高さから、初めての箱根子連れ旅行に選ぶ家族にも人気があります。
5位: 箱根ホテル小涌園(小涌谷)
箱根ホテル小涌園(1泊約13,000円〜)は、8宿の中で最も手頃な料金帯でありながら貸切風呂(7室・60分2,500円)を完備しています。夕食はバイキング形式で、和洋中約60種類の料理から好きなものを選べる点は、食の好みが幅広い家族連れに向いています。
「子ども料金を抑えたい」「まずは箱根温泉を気軽に体験させたい」というご家族には特におすすめです。
6位: 箱根小涌園 天悠(小涌谷)
特別感のある家族旅行を演出したい場合に最適なのが箱根小涌園 天悠(1泊約40,000円〜)です。全室に信楽焼の露天風呂が付いており、追加料金なしで専用温泉を独占できます。夕食は全室個室食事処対応で、小涌谷温泉のナトリウム塩化物泉(湯冷めしにくい温泉として評判)をお部屋でゆっくり楽しめます。
誕生日・記念日・祖父母を交えた特別な家族旅行など、非日常感を重視したい場合に向いています。料金帯は高めですが、設備・サービスともに最高水準の宿です。
7位: 川涌の湯 マウントビュー箱根(仙石原)
仙石原エリアで子連れに人気が高いのが川涌の湯 マウントビュー箱根(1泊約18,000円〜)です。「かぐや」「めだか」「金魚」など趣向の異なる複数の貸切風呂が無料で利用できます。白濁のにごり湯露天風呂も特徴的で、箱根らしい本格温泉を体験できます。
仙石原は箱根の中でも自然豊かなエリアで、ススキの草原や美術館など、子どもと一緒に楽しめる観光スポットが徒歩圏内にあります。温泉だけでなく観光も充実させたいご家族に向いています。
8位: 箱根 南風荘(箱根湯本)
全室に露天風呂付き客室または個室食事処プランが充実しているのが箱根 南風荘(1泊約25,000円〜)です。ファミリー利用のリピーターが多く、「何度来ても子どもを気にせず過ごせる」という口コミが目立ちます。
露天風呂付き客室のプランは部屋食と組み合わせると、1日中部屋と専用露天で過ごせる”超ストレスフリー”な子連れ旅行が実現します。夕食は駿河湾の海の幸を中心とした和食会席で、大人も存分に楽しめる内容です。
子連れで箱根温泉を楽しむための持ち物・準備ガイド

子連れ温泉旅行は事前準備が快適さを左右します。以下のチェックリストを参考に、荷物を整えてください。
必携の乳幼児グッズ
- おむつ・おしりふき(多めに持参)
- 着替え(多めに2〜3セット)
- 離乳食・ベビーフード(宿での持ち込み確認済みならOK)
- 抱っこひも・ベビーカー(エントランスまで使用可かを事前確認)
- 子ども用の薬・体温計
温泉入浴グッズ
- 子ども用のシャンプー・ボディソープ(肌荒れが心配なら持参推奨)
- 子ども用タオル(小さめの薄手が使いやすい)
- 温泉後の保湿クリーム(温泉は肌が乾燥しやすい)
折りたたみ傘・レインポンチョ
箱根は雨が多いエリアです。軽量コンパクトな折りたたみ傘は必携です。子どもには両手が空くレインポンチョ(750〜2,000円台)のほうが安全で便利です。
大容量モバイルバッテリー
箱根ロープウェイや登山電車の乗り継ぎ案内、周辺マップのナビなど、スマートフォンを多用する旅行では10,000mAh以上のモバイルバッテリー(2,500円〜5,000円台)があると安心です。ケーブル付きのモデルが荷物をコンパクトにまとめられます。
子ども用スニーカー
箱根は石畳・坂道・砂利道が多く、サンダルやスリッポンでは転倒リスクがあります。足首をしっかり固定できる子ども用スニーカーで参加するのが安全です。
よくある質問(FAQ)

Q1. 何歳から温泉に入れますか?
一般的に生後3〜4か月以降から入浴可とする旅館が多いですが、施設によって異なります。月齢が低い赤ちゃんを連れる場合は、予約前に宿に直接確認するのが確実です。また、アトピー性皮膚炎などがある場合は、事前にかかりつけ医に相談することをおすすめします。
Q2. 子ども料金はどのくらいかかりますか?
宿によって大きく異なります。一般的には「大人と同じ食事・布団あり」が大人の70〜80%、「食事なし・布団あり」が50〜60%、「食事なし・布団なし(添い寝)」が無料〜3,000円程度が相場です。乳幼児(2歳以下)は添い寝無料の宿も多いため、予約時に確認してください。
Q3. 貸切風呂は事前予約が必要ですか?
宿によって異なります。当日先着順(空いていれば自由に入れる)のケースと、チェックイン時に時間を予約するケースがあります。希望の時間がある場合は、チェックイン時にすぐ申し込むのが確実です。週末・連休は競争率が高くなるため、早めに動くことを意識してください。
Q4. 離乳食の持ち込みは可能ですか?
ほとんどの旅館で離乳食・ベビーフードの持ち込みは可能です。ただし保冷・保温の取り扱いは宿によって異なります。「電子レンジを貸してほしい」「お湯を用意してほしい」などのご要望がある場合は、事前に宿に伝えておくとスムーズです。
Q5. 箱根の温泉は子どもの肌にきつくないですか?
箱根には硫黄泉・重曹泉・食塩泉など様々な泉質があります。硫黄泉は刺激が強めのため、敏感肌の子どもには食塩泉やアルカリ単純温泉のほうが適しています。入浴後は必ず保湿ケアをし、長湯・高温浴は避けてください。
Q6. 箱根の温泉宿はいつが予約しやすいですか?
GW・お盆・年末年始・紅葉シーズン(10月下旬〜11月中旬)は特に混み合います。これらの時期に予約する場合、2〜3か月前からの予約が現実的です。逆に1〜2月の平日は比較的空いており、料金も下がる傾向があります。早割プランや楽天トラベルのクーポンを活用すると、費用を抑えやすくなります。
Q7. 温泉宿の大浴場に子どもと入っても大丈夫ですか?
多くの宿では「子ども連れの大浴場入浴OK」としていますが、施設によっては「大浴場への子ども入浴は18時まで」などの時間制限を設けている場合もあります。また乳幼児(おむつ着用中の子ども)は大浴場に入れない宿がほとんどです。心配な場合は貸切風呂の利用を優先し、大浴場のルールは事前に確認しておきましょう。
箱根の子連れ温泉旅行を最高の思い出にするために

箱根は子連れ旅行のインフラが整っており、初めての温泉旅行先としても経験豊富なファミリーにとっても満足度が高い目的地です。この記事でご紹介した8宿は、いずれも部屋食・貸切風呂・子連れ設備の3点でバランスが取れた施設です。
選び方のポイントをおさらいすると:
- コスパ重視なら → 箱根ホテル小涌園(1泊約13,000円〜)・ホテルおかだ(1泊約15,000円〜)
- 部屋食+貸切風呂を両立するなら → 湯さか荘(1泊約18,000円〜)・南風荘(1泊約25,000円〜)
- 特別感のある旅行にするなら → 箱根小涌園 天悠(1泊約40,000円〜)
- 大人数ファミリーなら → 湯本富士屋ホテル(1泊約20,000円〜・最大6名和洋室あり)
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