「箱根で日帰り温泉に行きたいけれど、施設が多すぎてどこを選べばいいかわからない」「せっかくなら美味しいランチも一緒に楽しみたい」――そんな悩みを抱えている方は少なくありません。箱根には20か所以上の日帰り温泉施設があり、料金も1,500円から8,000円超まで幅広く、泉質や設備もさまざまです。
この記事では、2026年最新の情報をもとに箱根の日帰り温泉おすすめ8施設を厳選してご紹介します。
- エリア別(箱根湯本・強羅・仙石原・芦ノ湖)の特徴と選び方
- ランチ付きプランの料金比較と予約のコツ
- 貸切露天風呂のある施設の詳細情報
- 駐車場・電車アクセスなど現地で役立つ情報
- 季節ごとの楽しみ方と混雑回避テクニック
都心から約90分というアクセスの良さを活かして、日帰りでも十分に満喫できる箱根温泉の魅力をぜひチェックしてみてください。
箱根4大エリアの泉質と日帰り温泉の選び方
箱根温泉郷は「箱根十七湯」と呼ばれるほど多彩な温泉が湧き出ており、エリアによって泉質が大きく異なります。目的や好みに合わせてエリアを選ぶことが、満足度を高める第一歩です。
箱根湯本エリア|アクセス抜群の玄関口
箱根登山鉄道の始発駅である箱根湯本は、新宿からロマンスカーで約85分、車なら小田原厚木道路経由で約80分と、最もアクセスしやすいエリアです。泉質はアルカリ性単純温泉が中心で、肌あたりが柔らかく温泉初心者の方にも入りやすい特徴があります。日帰り施設の数が最も多く、料金は1,500円〜3,500円程度とリーズナブルな施設が揃っています。
強羅エリア|多彩な泉質が魅力
箱根湯本から登山鉄道で約40分の強羅エリアでは、硫酸塩泉や塩化物泉など複数の泉質が楽しめます。硫酸塩泉は「傷の湯」とも呼ばれ、切り傷や皮膚疾患への効能が期待できるとされています。高級旅館の日帰りプランが充実しており、ランチ付きで5,000円〜8,000円程度が相場です。
仙石原エリア|静かな高原で湯治気分
標高約650mの高原に位置する仙石原は、秋のすすき草原で知られるエリアです。にごり湯の硫黄泉が楽しめる施設もあり、本格的な湯治体験を求める方に向いています。観光客が箱根湯本や強羅に集中しやすいため、比較的ゆったりと過ごせる穴場的存在です。
芦ノ湖エリア|絶景×温泉の贅沢
芦ノ湖畔の施設では、湖や箱根の山々を眺めながら入浴できるロケーションが最大の魅力です。遊覧船やロープウェイと組み合わせた観光プランとの相性も抜群で、温泉だけでなく一日を通して箱根を満喫したい方に適しています。
厳選8施設の料金・設備・泉質を徹底比較
| 施設名 |
エリア |
日帰り料金 |
泉質 |
貸切風呂 |
| 箱根湯寮 |
箱根湯本 |
1,600円 |
アルカリ性単純温泉 |
あり(19室) |
| 天山湯治郷 |
箱根湯本 |
1,450円 |
ナトリウム-塩化物泉 |
なし |
| 箱根小涌園ユネッサン |
小涌谷 |
2,500円〜 |
アルカリ性単純温泉 |
なし |
| 龍宮殿本館 |
芦ノ湖 |
2,200円 |
硫酸塩泉 |
なし |
| 箱根の湯 |
箱根湯本 |
1,250円 |
単純温泉 |
あり(4室) |
| 箱根湯の花プリンスホテル |
芦ノ湖 |
2,000円 |
硫黄泉 |
なし |
| 強羅花壇(日帰りプラン) |
強羅 |
6,000円〜 |
硫酸塩泉 |
あり(予約制) |
| 仙石原品の木一の湯 |
仙石原 |
1,700円 |
アルカリ性単純温泉 |
あり(2室) |
料金は2026年5月時点の大人1名あたりの金額です。土日祝日は200円〜500円程度の割増料金が発生する施設もあるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。
箱根湯寮|貸切風呂19室を備える人気施設
箱根湯本駅から無料シャトルバスで約3分の好立地にある箱根湯寮は、貸切個室露天風呂が19室と箱根エリア最大級の数を誇ります。大浴場は「本殿 湯楽庵 大湯」と呼ばれ、見上げるような高い天井の内湯と、木々に囲まれた露天風呂が特徴です。貸切風呂は1室60分3,500円〜で、カップルやファミリーに人気があります。
食事処「囲炉裏茶寮 八里」では、炭火焼きの干物定食(1,480円)や季節の天ぷら御膳(2,280円)が楽しめます。入浴+食事セットプランは3,800円〜とコストパフォーマンスの高さも魅力です。
天山湯治郷|源泉かけ流しの本格湯治
須雲川沿いに佇む天山湯治郷は、複数の自家源泉からかけ流しで提供される本格的な湯治施設です。「ひがな湯治 天山」と「一休」の2つのゾーンに分かれており、天山ゾーンには6種類の浴槽があります。塩化物泉の湯は保温効果が高く、入浴後もしばらく体がぽかぽかと温かい状態が続きます。
館内の食事処では、地元の食材を使った蕎麦や豆腐料理を提供しており、素朴ながら滋味深い味わいです。施設全体が木造の落ち着いた佇まいで、日常を忘れてゆっくり過ごしたい方に向いています。
箱根小涌園ユネッサン|家族全員で楽しめる温泉パーク
お子さま連れのファミリーに圧倒的な支持を得ているのが箱根小涌園ユネッサンです。水着で入れるアミューズメントゾーンには、ワイン風呂やコーヒー風呂など個性豊かな変わり湯が並びます。裸で入る「森の湯」は大人向けの落ち着いた空間で、本格的な露天風呂を満喫できます。
アミューズメント+森の湯のセット料金は大人3,500円、子ども1,800円。館内レストランでは、箱根の地ビールと一緒にピザやパスタを楽しめるカジュアルなランチ(1,200円〜)も用意されています。
龍宮殿本館|芦ノ湖を望む絶景風呂
芦ノ湖畔に建つ龍宮殿本館では、浴室から芦ノ湖と富士山を一望できる贅沢なロケーションが魅力です。硫酸塩泉のなめらかな湯に浸かりながら眺める景色は格別で、晴れた日の午前中は特に富士山がくっきりと見えます。ランチ付き日帰りプランは4,500円〜で、和食懐石のコースが楽しめます。
強羅花壇|特別な日の贅沢プラン
登録有形文化財の建物を活かした強羅花壇は、箱根を代表する高級旅館のひとつです。日帰りプランは完全予約制で、ランチ付き8,000円〜と価格帯は高めですが、懐石料理と上質な温泉を一度に堪能できる特別感は他では味わえません。記念日やご褒美の一日にぴったりです。
ランチ付きプランの賢い選び方と予約テクニック
箱根の日帰り温泉ランチ付きプランは、大きく3つの価格帯に分けられます。
| 価格帯 |
特徴 |
代表的な施設 |
| 3,000円〜4,000円 |
入浴+定食・御膳のセット |
箱根湯寮、箱根の湯 |
| 4,000円〜6,000円 |
入浴+ミニ懐石・季節コース |
龍宮殿本館、品の木一の湯 |
| 6,000円〜8,000円 |
入浴+本格懐石・個室対応 |
強羅花壇、湯本富士屋ホテル |
予約は2週間前がベストタイミングです。土日の人気施設は1週間前だと満席になっていることも珍しくありません。特にランチ付き貸切風呂プランは室数が限られるため、日程が決まったら早めに公式サイトまたは旅行予約サイトから申し込むことをおすすめします。
旅行予約サイト経由で申し込むと、ポイント還元やクーポン適用で実質500円〜1,000円ほどお得になるケースがあります。じゃらんや楽天トラベルでは「日帰り・デイユース」カテゴリから箱根エリアを絞り込むと、プラン比較が簡単にできます。
駐車場・電車アクセスと混雑を避けるコツ
電車で行く場合のルート
東京方面からの場合、最もスムーズなのは新宿駅から小田急ロマンスカーで箱根湯本駅まで約85分のルートです。特急料金込みで片道約2,500円。箱根湯本エリアの施設であれば、駅から徒歩またはシャトルバスで到着できるため、車がなくても不便を感じません。
強羅・仙石原方面へは箱根湯本で箱根登山鉄道に乗り換え、強羅まで約40分。芦ノ湖方面はバスで約30分です。箱根フリーパス(新宿発着・2日間有効6,100円)を使えば、登山鉄道・ケーブルカー・ロープウェイ・バスが乗り放題になり、複数エリアをめぐる際にお得です。
車で行く場合の駐車場情報
車の場合は東名高速・厚木IC経由で小田原厚木道路を利用するのが一般的です。箱根湯本周辺では、湯本大橋近くの町営駐車場(1日550円)が比較的リーズナブル。箱根湯寮は専用駐車場(約100台・無料)を完備しており、車でのアクセスに便利です。
ただし、土日の午前10時〜午後2時は国道1号線が渋滞しやすいため、朝9時前の到着を目指すか、平日に訪問するのが混雑回避のポイントです。ゴールデンウィークや紅葉シーズン(11月)は特に混み合うため、ターンパイクや旧道を使う迂回ルートも検討してみてください。
混雑を避ける3つのテクニック
- 平日の午前中: 施設が空いているだけでなく、ランチも待ち時間なしで利用できます
- 雨の日をあえて狙う: 露天風呂に雨が落ちる風情は格別。来場者数が大幅に減るため貸切状態になることも
- 14時以降の到着: ランチ帰りの日帰り客と入れ替わりになるため、午後遅めの時間帯は空きが出やすい傾向です
帰りの渋滞回避ルート
帰路で最も混雑するのは国道1号線の箱根湯本〜小田原区間です。16時を過ぎると渋滞が本格化するため、15時までに箱根を出発するか、18時以降まで施設でゆっくり過ごすのが賢い選択です。箱根新道(無料)は国道1号よりも空いていることが多く、小田原方面への抜け道として覚えておくと重宝します。
季節ごとの楽しみ方と持ち物チェックリスト
5月〜6月|新緑とあじさいの季節
5月の箱根は新緑が美しく、露天風呂から眺める鮮やかな緑は目にも心にも爽やかです。6月中旬〜7月上旬はあじさいの見頃で、箱根登山鉄道沿線を中心に約1万株のあじさいが咲き誇ります。梅雨時期は来場者が減るため、実は温泉をゆったり楽しむベストシーズンともいえます。
秋冬の温泉旅|紅葉と雪見風呂
11月上旬〜中旬は箱根全域で紅葉が見頃を迎えます。仙石原のすすき草原と温泉を組み合わせたルートが特に人気です。冬場は冷えた体を温泉で温める格別の心地よさがあり、1月〜2月にかけては運が良ければ雪見風呂が楽しめることも。
日帰り温泉の持ち物チェックリスト
手ぶらでも楽しめる施設が多い箱根ですが、以下のアイテムを持参すると快適度がぐっと上がります。
速乾タオル(大判サイズ)
レンタルタオルは200円〜300円程度かかるため、吸水性・速乾性に優れたマイクロファイバータオルを1枚持っておくと経済的です。かさばらず、温泉以外のレジャーにも活用できます。
保湿クリーム・化粧水セット
温泉の成分によって肌が乾燥しやすくなることがあります。特に硫黄泉に入った後は、入浴後30分以内の保湿ケアが大切です。旅行用ミニサイズのスキンケアセットを用意しておくと安心です。
折りたたみエコバッグ
箱根湯本駅前の商店街にはお土産店が立ち並び、温泉まんじゅうや干物、寄木細工など魅力的な品が並びます。コンパクトにたためるエコバッグがあれば、思わぬ買い物にも対応できます。
モバイルバッテリー(10,000mAh以上)
写真撮影や地図アプリの使用でスマートフォンのバッテリーは想像以上に消耗します。箱根は山間部のため電波状況によって消費が早まることもあり、容量10,000mAh以上のモバイルバッテリーを持参すると安心です。
よくある質問
Q. 箱根の日帰り温泉で予約なしで入れる施設はありますか?
A. 天山湯治郷や箱根の湯など、予約不要で当日受付できる施設は複数あります。ただし土日祝日は混雑するため、貸切風呂やランチ付きプランを利用する場合は事前予約が確実です。
Q. 小さな子どもと一緒に楽しめる施設はどこですか?
A. 箱根小涌園ユネッサンは水着着用で入れるアミューズメントゾーンがあり、お子さま連れに最も適しています。ウォータースライダーや変わり湯など、大人も子どもも飽きずに過ごせます。おむつが外れていないお子さまは利用制限がある施設もあるため、事前に公式サイトで確認してください。
Q. カップルにおすすめの貸切風呂はどこですか?
A. 箱根湯寮の貸切個室露天風呂(19室)が選択肢の豊富さで群を抜いています。1室60分3,500円〜で、部屋ごとに趣の異なる造りになっています。強羅花壇の完全予約制貸切風呂は特別な日のデートに最適です。
Q. タトゥーがあっても利用できる施設はありますか?
A. 施設によって対応が異なります。貸切風呂であれば周囲を気にせず利用できる施設が多いため、箱根湯寮や品の木一の湯の貸切プランを検討するのがよいでしょう。大浴場の利用条件は各施設に直接お問い合わせください。
Q. 日帰り温泉のベストな滞在時間はどれくらいですか?
A. 入浴+休憩で2〜3時間、ランチ付きプランなら3〜4時間が目安です。天山湯治郷のように一日中のんびり過ごせる施設もあるため、時間に余裕がある方は5〜6時間滞在して湯治気分を味わうのもおすすめです。
Q. 箱根フリーパスと日帰り温泉を組み合わせるとお得ですか?
A. 箱根フリーパス(新宿発着6,100円・2日間有効)の提示で入浴料が割引になる施設があります。箱根小涌園ユネッサンでは大人300円引きの優待を受けられます。複数エリアを周遊する場合は交通費だけでも元が取れるため、かなりお得です。
Q. 雨の日でも日帰り温泉は楽しめますか?
A. むしろ雨の日は穴場です。露天風呂に小雨が降り注ぐ風情は晴天時にはない趣があり、施設の混雑も大幅に緩和されます。天山湯治郷は屋根付きの半露天風呂があるため、雨でも快適に外の空気を感じながら入浴を楽しめます。
次の休日、箱根の湯で心と体をリセットしよう
都心から約90分、思い立ったらすぐに出かけられる箱根は、日帰り温泉の選択肢が豊富なエリアです。1,500円でふらっと立ち寄れる源泉かけ流しの湯から、8,000円の懐石ランチ付き贅沢プランまで、その日の気分や予算に合わせて自由に選べるのが箱根の良さでしょう。
この記事で紹介した8施設の中から、気になる施設をひとつ選んでみてください。旅行予約サイトで「箱根 日帰り温泉」と検索すれば、ランチ付きプランの空き状況や口コミを一度に比較できます。早めの予約で、お気に入りの貸切露天風呂やランチコースを確実に押さえておくのがポイントです。
新緑が美しい5月、あじさいが彩る6月。箱根の自然と温泉が織りなす贅沢な時間を、ぜひ日帰りで体験してみてください。