カテゴリー: 温泉旅館

  • 城崎温泉おすすめ旅館8選2026|外湯めぐりに便利な宿と穴場プラン

    兵庫県北部に位置する城崎温泉は、1,300年以上の歴史を誇る関西屈指の温泉地です。柳並木が続く風情ある街並みを浴衣姿で散策しながら、7つの外湯を巡る体験は他の温泉地では味わえません。2026年も多くの旅行者が訪れるこの名湯で、滞在先選びに迷っている方も多いのではないでしょうか。

    この記事では、外湯めぐりの利便性・料理の質・コストパフォーマンスの3軸で厳選した城崎温泉の旅館8軒を紹介しています。カニシーズンの予約戦略や、大阪・京都からのアクセス方法、知る人ぞ知る穴場プランまで、城崎温泉旅行に必要な情報をまとめました。

    • 外湯めぐりに便利な立地の旅館8選(価格帯別)
    • 7つの外湯の特徴と効率よく回るコース
    • 大阪・京都からのアクセスと所要時間
    • カニシーズン(11月〜3月)の予約テクニック
    • 平日限定・連泊割引などの穴場プラン

    城崎温泉の7つの外湯ガイド|まず知っておきたい基本情報

    城崎温泉最大の魅力は、街全体が「大きなひとつの旅館」という発想で成り立っている点にあります。宿泊客は旅館でチェックイン時に「外湯めぐり券(ゆめぱ)」を受け取り、滞在中は7つの外湯すべてに無料で入浴できます。

    7つの外湯の特徴一覧

    外湯名 ご利益 特徴 定休日
    さとの湯 ふれあいの湯 駅隣接・ハーブ香るジャグジー付き 月曜
    地蔵湯 衆生救いの湯 六角形の建物が目印・家族風呂あり 金曜
    柳湯 子授けの湯 柳の木の下から湧出・こぢんまりした雰囲気 木曜
    一の湯 合格祈願の湯 洞窟風呂が名物・温泉街の中心部 水曜
    御所の湯 美人の湯 京都御所をイメージした荘厳な外観・露天風呂が広い 木曜(第1・3)
    まんだら湯 商売繁盛の湯 温泉寺の近く・静かで落ち着いた雰囲気 水曜
    鴻の湯 夫婦円満の湯 城崎温泉で最も古い外湯・庭園露天風呂 火曜

    外湯はそれぞれ定休日が異なるため、1泊の場合は到着日と翌日で入れる湯が変わります。2泊すれば全7湯を制覇しやすくなるので、日程に余裕がある方は連泊がおすすめです。営業時間は7:00〜23:00(さとの湯は13:00〜21:00)で、混雑を避けるなら朝7時台の入浴が狙い目となっています。

    外湯めぐりに便利な城崎温泉おすすめ旅館8選【2026年版】

    旅館選びで最も重要なのは「外湯へのアクセス」です。城崎温泉の温泉街は南北約1kmに広がっており、宿の立地によって外湯めぐりの快適さが大きく変わります。ここでは価格帯・立地・料理の3つの視点から厳選した8軒を紹介します。

    1位: 西村屋ホテル招月庭(1泊約3万5,000円〜)

    西村屋ホテル招月庭(1泊約3万5,000円〜)は、創業160年以上の歴史を持つ城崎温泉のランドマーク的旅館です。5万坪の大庭園と3つの貸切風呂を備え、但馬牛や松葉ガニを使った会席料理は地元食材の魅力を存分に引き出しています。温泉街の南端に位置しますが、外湯への無料送迎バスが15分間隔で運行しているため移動の不便さはありません。記念日やプロポーズなど特別な旅行に選ばれることが多い旅館です。

    2位: 大西屋水翔苑(1泊約1万8,000円〜)

    大西屋水翔苑(1泊約1万8,000円〜)は、温泉街の中心部に立地し、一の湯まで徒歩2分という好立地が魅力です。全室から柳並木の風景を楽しめる客室と、旬の魚介を活かした料理が評判で、楽天トラベルの口コミ評価は4.5以上を維持しています。コストパフォーマンスの高さでは城崎温泉随一と言っても過言ではありません。平日限定の「外湯満喫プラン」は1泊2食付きで1万5,000円台から利用可能です。

    3位: きのさき温泉 千年の湯 古まん(1泊約2万2,000円〜)

    きのさき温泉 千年の湯 古まん(1泊約2万2,000円〜)は、717年創業と伝わる城崎温泉でも最古級の旅館です。御所の湯まで徒歩1分という抜群のロケーションに加え、源泉かけ流しの内湯も備えています。11月〜3月のカニシーズンには「活ガニフルコース」が人気で、ゆでガニ・焼きガニ・カニ刺し・カニすきの4種が楽しめます。歴史ある建物は2024年にリノベーションを実施し、快適性も大幅に向上しました。

    4位: 但馬屋(1泊約1万5,000円〜)

    温泉街の中央に位置する但馬屋は、柳湯まで徒歩30秒という外湯めぐりに最適な立地です。全12室の小規模旅館ならではの行き届いたサービスが特徴で、夕食は部屋食を選べます。1泊1万5,000円台からとリーズナブルでありながら、但馬牛のステーキ付きプランも2万円台前半で提供されています。一人旅やカップルでの利用に向いています。

    5位: 湯楽 Kinosaki Spa&Gardens(1泊約2万8,000円〜)

    2023年にフルリニューアルした湯楽は、和モダンなデザインと充実したスパ施設が特徴です。エステ・岩盤浴・プライベートガーデンを併設し、女性グループやカップルから高い支持を得ています。鴻の湯まで徒歩3分の距離で、外湯めぐりの起点としても便利な場所にあります。

    6位: 小林屋(1泊約1万2,000円〜)

    地蔵湯の目の前に建つ小林屋は、城崎温泉で最もリーズナブルな旅館のひとつです。1泊2食付きで1万2,000円台からという価格設定は、学生グループや家族連れにとって嬉しいポイントでしょう。料理は地元の食材を中心にした家庭的な和食で、量も十分。温泉街の散策にも便利な立地です。

    7位: 花まんだら(1泊約2万5,000円〜)

    まんだら湯のすぐ隣に位置する花まんだらは、露天風呂付き客室を5室備えた大人の隠れ宿です。全15室と小規模なため、静かな環境でゆっくり過ごしたい方に最適。夕食は個室ダイニングで但馬牛と日本海の幸を堪能できます。チェックアウトが11時と遅めなのも、朝の外湯めぐりを楽しみたい方には好都合です。

    8位: つたや旅館(1泊約1万6,000円〜)

    一の湯の向かいに建つつたや旅館は、温泉街の賑わいを存分に感じられるロケーションが持ち味です。創業以来受け継がれてきた「おもてなし」の精神が随所に感じられ、リピーターが多いことでも知られています。冬季限定のカニすきプラン(1泊約2万3,000円〜)は毎年10月には予約が埋まり始めるため、早めの手配が必要です。

    大阪・京都から城崎温泉へのアクセスと季節の見どころ

    アクセス方法と所要時間

    出発地 交通手段 所要時間 片道料金(目安)
    大阪駅 JR特急こうのとり 約2時間40分 約5,500円
    京都駅 JR特急きのさき 約2時間20分 約4,800円
    神戸三宮 高速バス(全但バス) 約3時間 約3,200円
    東京駅 新幹線+特急きのさき 約5時間 約1万6,000円

    JRの「城崎温泉カニカニきっぷ」(11月〜3月限定)を使えば、往復特急券+カニ昼食がセットで大阪発1万2,000円前後とお得に旅行できます。マイカーの場合は北近畿豊岡自動車道の日高神鍋高原ICから約30分で、温泉街周辺には1日500〜800円の駐車場が複数あります。

    季節ごとの楽しみ方

    春(3月〜5月):桜並木のライトアップが美しく、外湯めぐりの合間に花見散策を楽しめます。GW前の4月中旬が最も見頃を迎えます。

    夏(6月〜8月):城崎温泉夏物語として、毎晩花火が打ち上がります(期間限定・7月下旬〜8月下旬)。浴衣での夕涼み散歩が格別の時期です。

    秋(9月〜10月):温泉寺や城崎ロープウェイ山頂の紅葉が見事。観光客が比較的少なく、のんびり外湯めぐりを堪能できる穴場の季節となっています。

    冬(11月〜3月):松葉ガニ解禁で最もにぎわうシーズン。雪景色の露天風呂は城崎温泉の真骨頂ですが、週末は早い段階で満室になるため、2〜3か月前の予約が必須です。

    カニシーズンの予約戦略と穴場プラン

    カニシーズンの予約は「9月がリミット」

    城崎温泉のカニシーズン(11月6日のカニ解禁日〜翌年3月末)は、年間で最も宿泊料金が高くなる時期です。人気旅館の週末プランは9月中旬にはほぼ満室となるため、以下のスケジュールを目安にしてください。

    • 7〜8月:早期予約割引(10〜15%オフ)を実施する旅館が多い時期。西村屋ホテル招月庭や千年の湯 古まんは早期特典としてカニの増量サービスを提供することがあります
    • 9月:週末プランがほぼ確定する最終ライン。平日ならまだ空きがある場合も
    • 10月以降:キャンセル待ちか、直前割引を狙うしかありません

    知っておきたい穴場プラン3選

    1. 平日限定「外湯三昧プラン」:大西屋水翔苑や但馬屋など中価格帯の旅館が平日限定で提供するプランは、週末より3,000〜5,000円安くなることがあります。有給休暇を活用した平日旅行は最もコスパが良い選択です。

    2. 連泊割引プラン:2泊以上で1泊あたり2,000〜4,000円の割引が適用される旅館が増えています。7つの外湯を全制覇するには2泊がちょうどよいペースなので、連泊割引を活用しない手はありません。

    3. カニシーズン終盤(3月)の直前割引:3月中旬以降はカニシーズンの終盤にあたり、在庫調整のため直前割引が出ることがあります。カニの品質は変わらないため、タイミングが合えば最もお得に松葉ガニを堪能できます。楽天トラベルやじゃらんの「直前割」カテゴリを定期的にチェックしておくと良いでしょう。

    城崎温泉旅行の持ち物と準備ガイド

    外湯めぐり用タオルセット

    旅館で貸し出されるバスタオルとは別に、外湯用の速乾マイクロファイバータオルを持参すると便利です。7つの外湯を回ると何度もタオルを使うことになるため、すぐ乾く素材が重宝します。

    歩きやすい下駄・サンダル

    旅館で貸し出される下駄は慣れないと靴擦れを起こすことがあります。歩きやすいクッション付き下駄(約2,000〜3,000円)を事前に購入して履き慣らしておくと、温泉街の石畳も快適に歩けます。

    防寒アイテム(冬季)

    冬の城崎温泉は日本海側の気候で冷え込みが厳しく、最低気温が氷点下になることも珍しくありません。浴衣の上に羽織るダウンベスト(約5,000〜8,000円)や、ネックウォーマーがあると外湯間の移動が楽になります。

    よくある質問

    Q. 外湯めぐり券(ゆめぱ)は宿泊しないともらえませんか?

    宿泊客には旅館のチェックイン時に無料で配布されます。日帰りの場合は各外湯の窓口で1湯ごとに大人800円(2026年現在)を支払う形になります。1日外湯券(1,500円)も販売されているので、3湯以上入るなら1日券がお得です。

    Q. 子ども連れでも外湯めぐりは楽しめますか?

    楽しめます。地蔵湯には家族風呂が設置されており、小さなお子さん連れでも周囲を気にせず入浴できます。ただし外湯間の移動は徒歩になるため、ベビーカーよりも抱っこひもの方が石畳の道では移動しやすいでしょう。

    Q. カニシーズンのベストな訪問時期はいつですか?

    味の面では12月〜2月が最も身入りが良いとされています。一方、価格を抑えたい場合は11月上旬(解禁直後)や3月中旬〜下旬が狙い目です。カニのサイズや品質に大きな差はなく、旅館によっては3月限定の「ラストカニプラン」を設定していることもあります。

    Q. 外湯を全部回るにはどのくらい時間がかかりますか?

    1湯あたり20〜30分の入浴+移動時間を考えると、7湯すべてを回るには最低でも4〜5時間必要です。1泊で全制覇するのはかなり慌ただしくなるため、チェックイン後に3〜4湯、翌朝に残り2〜3湯というペース配分がおすすめです。

    Q. 城崎温泉で外湯以外の観光スポットはありますか?

    城崎ロープウェイで山頂の「みはらしテラス」に行くと、温泉街と日本海を一望できます。所要時間は往復約30分。温泉寺(奈良時代創建)の参拝や、城崎文芸館で志賀直哉ゆかりの展示を見るのも人気です。夏場は徒歩15分ほどの竹野浜海水浴場まで足を伸ばすこともできます。

    Q. 一人旅でも泊まりやすい旅館はありますか?

    但馬屋や小林屋は一人旅プランを通年で設定しており、1泊2食付き1万5,000〜1万8,000円程度で利用できます。城崎温泉は浴衣で一人歩きしている旅行者も多いため、一人旅でも気兼ねなく過ごせる雰囲気があります。

    Q. 車なしでも城崎温泉を十分楽しめますか?

    十分楽しめます。温泉街は南北約1kmのコンパクトな範囲にすべてが収まっており、すべての外湯・飲食店・お土産店に徒歩でアクセスできます。JR城崎温泉駅から温泉街の中心部までも徒歩5分程度です。むしろ狭い路地が多いため、車がない方が身軽に動けます。

    城崎温泉で忘れられない湯旅を計画しよう

    1,300年の歴史が息づく城崎温泉は、外湯めぐり・グルメ・街歩きの三拍子がそろった関西有数の温泉地です。旅館選びのポイントは、外湯へのアクセス・予算・食事の3つを自分の優先順位に合わせて決めること。記念日なら西村屋ホテル招月庭(1泊約3万5,000円〜)、コスパ重視なら大西屋水翔苑(1泊約1万8,000円〜)、歴史と情緒なら千年の湯 古まん(1泊約2万2,000円〜)が第一候補になるでしょう。

    カニシーズンの予約は9月がタイムリミットです。平日プランや連泊割引を上手に活用すれば、ハイシーズンでも予算を抑えた旅行が実現できます。まずは楽天トラベルやじゃらんで空室状況をチェックして、自分にぴったりの旅館を見つけてみてください。城崎温泉の湯けむりと柳並木が、きっと日常の疲れを洗い流してくれるはずです。